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2020年6月20日

「愛媛から、はじめる」プロジェクト

「愛媛グローカル・フロンティア・プログラム(EGF)」は、フロンティアスピリッツ溢れる内外の人びとが集い、ここ愛媛から世界に通用するビジネスプランの実現に向けた愛媛県庁主導の創業支援プログラムです。

2018年からスタートしたEGFプログラムも、今年で3年目。これまで、多くの起業希望者が愛媛に集い、それぞれがビジネスプランを磨き上げ、最高のスタートを切ってきました。

EGFプログラムは、他の自治体の取り組みでは見られないユニークなポイントが3つあります。

①愛媛県外から創業意欲のある人を呼び込む

EGFは、「愛媛県外から創業意欲のある人を呼び込む」ための取り組みです。
全国初の試みとして、東京に「創業クリエーター」を配置し、地方での創業を志ざす方々を発掘し、愛媛へのU・Iターンによる創業を勧誘しています。

また、EGF公式サイトやSNS等を通して愛媛県の創業支援に関する情報の発信、創業希望者の実情に応じた寄り添い型のサポート実施や、愛媛へのU・Iターンによる創業について広くPRするため「えひめ創業ミーティング」を東京で開催し、先輩起業家による事例発表や個別相談、参加者による交流会の開催を行ってきました。

②地域資源で地域課題を解決するビジネスを生む

EGFの第2の取り組みは「地域資源で地域課題を解決するビジネスを生む」です。

これまで、愛媛県での創業気運を高めるためビジネス創出セミナーの開催、地域ソリューションビジネスの行動計画を含めたビジネスプランを募集・選考をし、有望なプランに対してブラッシュアップを行う短期集中セミナーを開催してきました。

そして、創業アイデアの優劣を単純に競うのではなく、創業の実現性を高く評価することを目的とした進捗報告会を行い、愛媛が全国に誇る地域資源を活かして本県が抱える地域課題を解決する新たなビジネスプランの具体化と実現を支援しています。

③創業企業が成長する環境を整える

EGFの第3の取り組みは、「創業者が定着し、企業が成長する環境を整える」です。

市町や産業支援機関、金融機関、そして県下の有力な企業・団体を「創業サポーター」として集結し、県が連携・協力。それぞれの創業支援策を組み合わせることで、オール愛媛で創業を後押しする体制を構築していきます。

また、「創業サポーター」はビジネスプランに対するアドバイスやブラッシュアップの他、試作品開発への協力や資金面での援助など、サポーターの実情に応じて支援しています。

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